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日本海(にほんかい)は、西太平洋の縁海で、樺太(サハリン)、北海道、本州、九州、ユーラシア大陸の大韓民国(韓国)、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、ロシア連邦に囲まれている。 == 範囲 == ユーラシア大陸と樺太の間の間宮海峡(タタール海峡)、樺太と北海道の間の宗谷海峡でオホーツク海と繋がっており、北海道と本州の間の津軽海峡では太平洋と、九州と対馬の間の対馬海峡東水道、対馬と韓国の間の対馬海峡で東シナ海と繋がっている。 国際水路機関の定義による海上の境界は、北東ではロシア本土のSushcheva岬と樺太西岸のTuik岬とを結ぶ線、樺太南端の西能登呂岬(またはクズネツォワ岬)と北海道北端の宗谷岬(または野寒布岬)とを結ぶ線、道南の恵山岬と青森県の尻屋崎とを結ぶ線、南東では山口県下関市の村崎ノ鼻、六連島、北九州市の八幡岬とを結ぶ線、および南西では長崎県の野母崎、福江島の大瀬埼、韓国済州島最南端のプナム崎、全羅南道の玉島、珍島を結ぶ線で囲まれる海域となっており〔北海道周辺の海洋名称 (第一管区海上保安本部)〕〔「日本海の範囲」国際水路機関による定義 (第九管区海上保安本部)〕、南西部では対馬海峡・朝鮮海峡よりも西の五島列島や韓国南部まで含まれている。しかし、一般的には九州北西部、特に長崎県西方や五島列島周辺の海域を「日本海」と呼ぶことはほぼ皆無で、環境省〔西海国立公園 環境省自然環境局 〕や気象庁〔海洋の健康診断表 総合診断表 2.2.4 対馬暖流および日本海固有水 (気象庁)〕〔長崎の気候特性 長崎海洋気象台 〕、長崎県〔「水辺へ、ようこそ」 Ⅱ.長崎県の浅海域環境 長崎県自然環境課〕などの資料では、これらの海域は日本海には含まれなかったり、東シナ海の一部とされている。 各国の水路機関が加盟している国際水路機関(IHO:International Hydrographic Organization)が、業務の便宜のために作成したもので、法的、政治的意味を持たないものとしての範囲があり、西端を朝鮮半島南沖のJin島やOg島とする範囲が、以下のホームページで公開されている⇒日本海の範囲 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本海」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sea of Japan 」があります。 スポンサード リンク
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